ミニにタコ

純文学作家志望者がつらつらと雑記を書き連ねます

メロンコリーそして終わりのない悲しみ

天才と凡人は何が違うのだろうか。

特に発明や創作の世界における天才と凡人の違いを知りたい。

 

よく、「天才は変わっている」と言われる。

アインシュタインしかり、エジソンしかり。

最近ではスティーブ・ジョブスなどもそうだろう。

 

最近の研究では、そういった天才たちはやはり脳の作りが一般人と違うことがわかったらしい。

一例を挙げるとADHD(注意欠陥・多動性障害)などもそうらしい。

ADHDは注意力散漫でじっとしていられないといった特徴があり、社会生活を営むのが困難である代わりに特定の分野においては凄まじい集中力を発揮し、とびぬけた成果を出すことができるらしい。

 

ただ、「天才」と言われる人たちが幸福な人生を送ったかと言うと、

必ずしもそうではないようだ。

 

有名な話だが、ゴッホは生前絵がほとんど売れず、友人もおらず、理解者は弟だけしかいなかった。そして、結局生きてる間は絵で大成することはできず人生を終えた。

有名になったのは死んでからだ。

 

人間に死後の世界があるのかは知らないが、

ゴッホも死んでから有名になっても浮かばれないだろう。

 

人生において何が幸せかはわからないが、

彼の人生を見ていると、天才もいいことばかりではないな、と思った。

(「キテレツ大百科」のキテレツが言っていたが、「あまりにもずば抜けた天才は理解されない」ようだ)

 

そんなことを思っていると、ゴッホに会いたくなってきた。

会えるものなら会って、彼の話を聞いてみたいな。

 

今週のお題「会いたい人」