ミニにタコ

純文学作家志望者がつらつらと雑記を書き連ねます

存在の耐えられない軽さ

今週のお題「会いたい人」

 

コロナのおかげで誰とも会わない日々が続く。

会話は仕事以外ではほぼしないので、愚痴る相手もおらずストレスが溜まる。

 

今会いたい人、と問われるとすぐに思い浮かびそうで浮かばない。

強いて言うなら実家に帰って、父親と母親とペットの猫と会いたいかな。

元気にしてるかな。

 

久々に「家に帰る」という言葉を口にして、思い出したことがある。

 

ジョジョの奇妙な冒険」という漫画の第7部のテーマが「家に帰る」というものなのだが、これには非常に感銘を受けた。

 

これはもちろん物理的に家に帰るというだけでなく、最期の最期に安寧を得られるような精神的な安らぎを得る、と言うことだ(と、僕は漫画を読んで解釈した)。

 

まだ死ぬには早いと思っているが、いつか自分にも最期のときが訪れると思うと、

そのときは無事「家に帰る」ことができるだろうか。

そんなことは考えずに今はただ生きることに夢中になればいいのかもしれないが……。

 

最近は、コロナや小さいとは言え地震が頻発しているので少し死に対して神経質になりすぎているのかもしれない。

自分が死ぬのはずっと先だとなんとなく思っていたが、もしかしたら「その時」はあっけなく来るのかもしれない。

 

話は変わるが、実は最近ギターを買った。10万円もする初心者の自分には過ぎたギターかもしれない。練習もしているが、まだまだたどたどしい手つきでうまく弾けない。しかし少しずつではあるが上手くなってきている気がする。もしかしたらその内一曲弾けるようになるかもしれない。そうなったらすごく楽しいだろうな。

 

なんだか、生きることと似ているような気がするな。