ミニにタコ

純文学作家志望者がつらつらと雑記を書き連ねます

海の向こうで戦争が始まる

この世の全員が幸せになればいいと思うが、恐らくそれは叶わないだろう。

有史以来ただの一度も実現したことがないのだから。

 

何というか、オカルティックな話になるかもしれないが、

この世のモノ(食べ物とか資源とか)が有限であるように、この世の「幸せ」も有限なような気がしている。

よく言われていることではあるが、光が強ければ強いほど影も濃くなるように、

幸せな人間がいる陰には必ず同数の人間が不幸になっていくような気がするのだ。

何の根拠もなく、ただの感覚的な話なのだが、何となくこの感覚は間違っていない気がする。

 

そんな残酷な世界で生きている僕らは、その法則を知っているから、

何としても幸せな人間側になろうとして、人を攻撃するのかもしれない。

不幸な人間が一人増えれば、幸せな人間の「枠」が一つ空くから。

 

いじめとか差別とかが行われる原因も、根本的な要因はこれなのかもしれない。

相手がきもいとか嫌いとかそういったものはただの表面的なもので、つまるところ

相手を不幸にして自分は幸せな人間の側にいたいのかもしれない。

 

こんな狂った世の中だけど、この曲を聴いていると少しだけ救われる気がする。

「Love me tender (優しく愛して)」

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皆様もぜひ。

 

好きなお茶は伊右衛門です。

今週のお題「好きなお茶」